アメリカを中心に、世界のあちらこちらで起きている戦争・・・嫌なものですね。 平和のために戦争をするという矛盾した大義名分、考えさせられます。
さて、ここで世界平和について大いに語りたいものですが、この戦争というもの規模や形態が 技術の進歩と同時に変化してきたということを論点に、ビジネス観を考えたいと思います。
技術の進歩によって、戦争の形態が変わったのも事実ですし、戦争によって、技術が進歩した ということもたくさんあります。インターネットそのものも、もともと冷戦時代のアメリカの 軍事目的で作られたものであります。
ビジネス戦争においても、ここ10年がらりと変わりました。 昔のような営業手法が通用しなくなってきたのです。 環境の変化と共に、エンドユーザー(顧客)の価値観も変わったといえるでしょう。
私は、まだ若輩者ですので、ITの技術がまだ発展しなかった時代の営業を直接体験したことは、 ありませんが、昔からの手法で、同じことを繰り返しているような会社もございます。 なぜそれがわかるか?っていうと、簡単な話!実際に、営業されたからです。
昔は、それでよかったのでしょうが、果たして現代に通用するものなのか? 一度、振り返る必要があると思います。
頭を使わない営業、心がない営業
皆様のほとんどが経験されたことがあると思いますが、『数打ちゃ当たる営業』がひとつの例です。 ランダムテルコールやしつこい訪問、どこから仕入れたかわからない名簿によるダイレクトメールなど、 顧客になる側として、少なくとも「うれしくはない!」ことが多いはずです。
<実際に経験した例〜その1>
私が大学の頃は、「英会話・ワープロ・簿記」のセカンドスクールからのたびたびの電話。
テルコールする人が名前を知っているのも驚きです。どこからその情報を手に入れたのか疑問です。 名簿を入手してのランダムテルコールで、いくらかの成果が出せるからやっているのでしょう。 しかし、私の周りでその学校とやらに通った人間はおりませんでした。
「スクール名」を電話で連呼するあまり、その悪評は、われわれの大学内では、ある意味有名になり 「珍しく通っている奴」探しまで起きたくらいです。
<実際に経験した例〜その2>
社会人になってからは、「不動産」の電話が多いですね。
『応酬話法』というのがマニュアルにあるのでしょうか?結構、皆さん粘ります。 「結構です!!」「結構ですから!!」といっているのに、あれこれとたたみかけてくるその話術には 感心するものがあります。
受話器を置かずに、手で電話機の切るところを触れて、「プッ・・」。 私は、電話を切ったはずですが、切れずに、つながったままになってました。 「ツー・ツー・ツー」とならずに、電話の奥から聞こえてきたのは、 「ちっ! くそったれめ・・。ガチャ!!」
(受けてのほうの受話器は、置いてすぐには切れない仕組みになっているようです。だから、左手で 電話を切るボタンを押しても、一度、プッといって、また元に戻りつながった状態だったようです。)
「ちくしょう!」というのは、電話がちゃんと切れてからにしましょう! (・・・ということをいいたいのではありませんが。)
<実際に経験した例〜その3>
ある着物屋からの、強烈な売り込み営業をされました。
私はまだ若い方だと思うのですが、着物に興味があり、着物のお店に寄った際、自分の個人情報をアンケート用紙に 書き込みました。ですから、何らかの営業をされるのは、当然な訳でありますし、タイミングによっては、 購買欲もそそられます。
しかし、ダイレクトメールを受け取った後の電話は、あまりにも強烈でした。
「お客様、今度限りの閉店セール。もう考えられないくらいのお値引き!!お得で、ほんとに、ほんとに お薦めのお着物ばかりですよ。ぜひいらしてください。ほんとに、ほんとにお得なんです。 こんなサービス私も経験したことがないくらいお得なサービスなんです。店長も、私たちもがんばりました。 閉店セールなので、私もこれからどうなるかわからない覚悟で、一生懸命頑張らせていただいております!! お得で、お得で・・・こんな・・・ペラペラペラペラ・・・(5分くらい)・・・ペラペラ・・・・。」
強烈なマシンガントークでした。
意味のわからない情熱に「ツッコミ」を入れたくなるところ・・・。
今回限りの閉店セール・・・そりゃそうだ。何回も閉店してもらっちゃ困る! 閉店したら、アフターケアとかどうしてくれるの?あなた仕事どうするの?
なにより、質素で繊細な『美』を基調とする和の精神に反するような営業に腹が立ちました。
そうとはいえ、電話で、腹がたちましたが、一応お店には足を運びました。 確かに安い!正絹の反物・・・濃く深みのある「黒色」で男物・・・が3万円なり。 う〜ん。でも、買うのをやめました。
営業手法やお店のポリシーも考慮しました。 私は着物の初心者なので、高くてもいいから、しっかりとアフターケアしてくれる信頼のおけるお店で、 買いたいなあと思ったからです。
優勢なる兵力で攻め入るのは、昔の戦法
強引な営業の体験記をいくつか書きましたが、未だにこのような営業が行われているのも事実です。
なによりその強引な社風か体質に影響を受けている社員さん、店員さんが可哀想だと思いました。 2件目の不動産屋はどうかわかりませんが、3件目の着物屋の営業さんは、とても疲れきって いる表情でした。
美しいお着物・・・「日本の伝統美」を売ることを楽しんでいる感じはしなかったなあ・・・。 ・・・必死・・・さ、だけを感じ取った印象でした。
いいたいのは、時代の変化があります。 この飽食の時代に、商品・サービスの価値を分かりやすく伝えないといけません。
強引な手法の営業は、昔の刀や槍、弓での戦争形態と同じです。 しかし、現代の戦争は、ハイテク化してきております。
軍事レベルの『ハイテク化』というのは、いただけませんが、 ビジネス社会のハイテク化は、よい方向での発展があったと思います。 全てがIT(コンピュータ)を使う!という意味ではありません。ビジネスに対する考え方がよい方向へと 向かっている(ハイテク化している)ということです。
よい例えではないことは、認識しておりますが、現代の戦争に弓と槍で強引に勝とうと戦をしかけますか?
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